■ 不動産取得税とは？

マイホームや土地を購入した際に、一度だけ都道府県に納める税金です。
不動産を「取得」したことに対して課されるもので、固定資産税のように毎年払うものではありません。

■ いつ・どのように課税されるのか？

不動産を購入してから半年〜1年ほど経ってから、都道府県から納税通知書が届くのが一般的です。
そのため「忘れた頃に突然届いた！」と驚く方も多い税金です。

■ 税額の計算方法

計算式は以下の通りです。

不動産取得税 ＝ 固定資産税評価額 × 税率（4％）

ただし、住宅や宅地には軽減措置があり、実際にはもっと少ない金額になるケースが多いです。

■ 住宅・土地の軽減措置（主な例）

• 新築住宅：1200万円の控除あり
• 中古住宅：築年数や構造によって控除額が決まる
• 土地：一定の計算式で課税額が1/2に減額される場合もあり

これらの軽減措置を受けるには、申告（手続き）を忘れずに行うことが重要です。

■ 納付方法

納税通知書が届いたら、金融機関・コンビニ・スマホ決済などで支払えます。
納期限を過ぎると延滞金が発生するため注意しましょう。

■ よくある質問

• Q. 住宅ローンを使っても課税される？
  　→ はい。ローンの有無に関係なく課税されます。
• Q. 名義を分けた場合は？
  　→ 持分割合に応じてそれぞれ課税されます。

■ まとめ

不動産取得税は「購入したら一度だけ」支払う税金ですが、
金額も手続きも軽視できません。
軽減措置を知らずにそのまま支払ってしまうケースも多いため、
購入後は忘れずに申告手続きを行うようにしましょう。

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【本ブログ監修者】
★柴田祐介（しばた ゆうすけ）

1981年生まれ。群馬県出身。大学卒業後、異業種を経て、その後不動産会社で八王子・町田・川崎にて16年間勤務。(在職期間中の2年間で、建築・デザイン専門学校にて認定単位取得後卒業)

【保有資格】宅地建物取引士、二級建築士、2級FP技能士、秘書検定2級