マンションを購入すると、毎月「管理費」と「修繕積立金」という2つの費用を支払う必要があります。
どちらも快適で安心な暮らしを維持するために欠かせない大切な費用ですが、意外とその違いや使い道を正確に理解していない方も多いようです。

💡管理費とは

管理費とは、マンションを日常的に維持・管理するための運営費のことです。
主に次のような支出に使われます。

• 共用部分（エントランス・廊下・エレベーター等）の清掃費
• 管理会社への委託費
• 共用電気・水道代
• 植栽の手入れや点検費用
• 管理人さんの人件費

いわば、**「日々のマンション運営を支える費用」**です。
管理費を適切に運用することで、マンションの資産価値も保たれます。

🧱修繕積立金とは

一方の修繕積立金は、**建物や設備の老朽化に備えるための「貯金」**のようなものです。
主な使い道は以下の通りです。

• 外壁の塗装・補修
• 給排水管や屋上防水の工事
• エレベーター・機械式駐車場などの設備交換
• 大規模修繕工事の費用

これらは10〜15年ごとに必要になる大規模修繕のため、あらかじめ積み立てておくことで、将来的な負担を平準化しています。

💰金額の目安

一般的な目安としては、

• 管理費：月1㎡あたり150〜300円程度
• 修繕積立金：月1㎡あたり100〜300円程度
  が多い傾向です。
  例えば70㎡のマンションなら、合計で月2〜4万円前後が相場となります。

⚠️注意点：安すぎる修繕積立金には要注意

購入前のチェックポイントとして重要なのが「修繕積立金の水準」です。
一見安く見えても、問題を先送りにしているにすぎず、将来の大規模修繕時に資金不足になり、一時金の徴収や値上げが発生するケースもあります。
販売図面に記載されているだけでなく、長期修繕計画を確認することが大切です。

🏠まとめ

項目	管理費	修繕積立金
主な目的	日常の維持管理	将来の修繕費用の備え
性質	消耗費	積立費
支出内容	清掃・管理人・共用電気代など	外壁・屋上・設備交換など

マンションの購入を検討する際は、価格だけでなく毎月の管理費・修繕積立金も含めた総支出で判断することが大切です。
長期的な資産価値を維持するためにも、この2つの費用の意味を正しく理解しておきましょう。

👉 無料ご相談はこちらから　https://cocoro-estate.com/contact
👉 お電話でのお問い合わせもお気軽にどうぞ。0120-213-156
👉 LINEでの気軽なご相談も可能です（対面させて頂いたお客様のみご希望の方はLINEでやり取りをさせて頂きます）

「八王子で売るならcocoro不動産」と思って頂ける様、誠心誠意お手伝いします。

★無料相談受付中｜丁寧にご説明します！大手の様な機械的な対応ではなく、一人社長ならではの親身な対応が信条です。
八王子エリア専門でお一人お一人のお客様に合わせたご提案を致します。
お気軽にお問い合わせください！

【本ブログ監修者】
★柴田祐介（しばた ゆうすけ）

1981年生まれ。群馬県出身。大学卒業後、異業種を経て、その後不動産会社で八王子・町田・川崎にて16年間勤務。(在職期間中の2年間で、建築・デザイン専門学校にて認定単位取得後卒業)

【保有資格】宅地建物取引士、二級建築士、2級FP技能士、秘書検定2級