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【私道に面する土地について】

知らないと損する“5つのチェックポイント

私道に面する土地は、
「安いから良い」「あとで揉める」「再建築できないかも」など、
さまざまな“噂”が飛び交う分、購入・売却の際には要注意のテーマです。

この記事では、私道の基礎から、売却時の注意点まで
分かりやすくまとめます。

① 私道とは?公道との違い

  • 公道:市区町村などの行政が管理
  • 私道:個人・法人・複数の地権者が管理
    見た目は同じでも、管理者が誰かで“責任の範囲”が大きく変わります。

② 私道に面する土地で特に重要な3つの権利

1. 通行掘削承諾の有無

水道・ガスなどの工事で掘る場合、「掘削承諾書」が必要なケースがあります。

2. 持分(共有持ち分)があるかどうか

持分があると、管理や工事の際にスムーズになる傾向があります。

3. 再建築の可否(接道義務)

道路として認められているのか(位置指定道路かどうか)が重要です。
建物が建てられるかどうかに直結します。

③ 売却時に“価格がブレやすい理由”

私道は以下の理由で査定が分かれます:

  • 管理負担(舗装・照明・排水など)が所有者側にある
  • 将来のトラブル风险(承諾書・持分問題)
  • 市場の買い手が慎重になりやすい
  • 接道要件が微妙なケースが多い

このため、
同じエリアでも公道より5〜10%低く出ることがある一方、
持分状況が良好で管理がしっかりしているケースは
ほぼ公道と同等の評価になる場合もあります。

④ よくあるトラブルと予防策

➤ 持分のない私道を利用していたケース

通行承諾がないと、リフォームや建替え時に問題化。

👉事前に地権者を調べる・承諾書を確認することが必須。

➤ 私道の修繕費が急に必要になったケース

舗装の修繕費をめぐり近隣とトラブルになりやすい。

👉管理ルールがあるかを確認。

➤ 道路位置指定の図面が見つからない

再建築できるか判断が難しくなる。

👉行政での確認+測量士の調査が大切。

⑤ 売却時の“強いポイント”にする方法

私道だから不利とは限りません。
柴田さんが実際に査定の現場で重視するのは次の点です:

  • 持分が明確で、全員の割合が適正
  • 通行・掘削承諾の有無を事前に整理
  • 道路幅が十分(4m以上)で車両が入りやすい
  • 現地の管理状況(舗装の状態・排水)

これらが揃っていると、
買主側は安心し、価格のブレ幅を最小限にできます。

まとめ

私道に面する土地は「難しい物件」というイメージが先行しますが、
権利関係・道路種別・承諾書などを事前に揃えておけば、
公道とほぼ同じ評価になるケースも珍しくありません。

売却や購入を検討する際には、
専門家による権利関係のチェックが最も効果的です。

【本ブログ監修者】

★柴田祐介(しばた ゆうすけ)

1981年生まれ。群馬県出身。大学卒業後、異業種を経て、その後不動産会社で八王子・町田・川崎にて16年間勤務。(在職期間中の2年間で、建築・デザイン専門学校にて認定単位取得後卒業)

【保有資格】宅地建物取引士、二級建築士、2級FP技能士、秘書検定2級

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