【売却時に必要な書類のご紹介】
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不動産を売却する際、「必要書類が揃っていないために手続きが止まる」というケースは意外と多くあります。特に、長年お住まいのご自宅や相続物件などでは、紛失している書類も珍しくありません。
今回は、売却時に必ず押さえておきたい“必要書類一覧”をわかりやすく整理しました。
事前に確認しておくことで、売却をスムーズに進めることができます。
① 権利証(登記済証)または 登記識別情報通知
不動産の所有者であることを証明する書類です。
・平成17年以前 → 権利証(登記済証)
・平成17年以降 → 登記識別情報通知(12桁の英数字)
もし紛失していても売却は可能ですが、本人確認手続きが厳格になるため手続きが遅れることがあります。
② 本人確認書類
売主本人であることを証明する書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証(補足書類が必要)
※住所変更がある場合は裏面の記載も確認が必要です。
③ 固定資産税納税通知書
毎年5〜6月頃に届くものです。
売却時には、その年の固定資産税を買主と日割り清算するため必須となります。
④ 建物の資料一式(戸建の場合)
- 建築確認通知書(あれば)
- 検査済証(あれば)
- 間取り図
- 建物の設計図書
- リフォーム履歴、保証書類
- 購入時の売買契約書や請負契約書
紛失していても売却は可能ですが、あると買主の安心材料になります。
⑤ マンションの場合に必要な書類
マンション売却では、物件以外の情報も重要になります。
- 管理規約
- 長期修繕計画
- 管理費・修繕積立金の金額がわかる書類
- 直近のマンションの議事録(直近3期分あるとベター)
特に「議事録」は、修繕履歴・トラブル有無の確認に使われ、買主が重視する書類のひとつです。
⑥ 土地関係の資料(戸建・土地売却の方)
土地を売却する際には、以下の資料があるとより正確な査定が可能です。
- 測量図(公図・確定測量図)
- 地積測量図
- 越境に関する書類(覚書など)
- 隣地との合意書や承諾書(あれば)
⑦ その他、状況によって必要になる書類
ケースごとに追加で必要となるものです。
- 相続の場合 → 遺産分割協議書・戸籍関係書類
- 住宅ローンが残っている場合 → 金融機関の残高証明
- 共有名義の場合 → 全員の同意書・委任状
- インスペクション済みの場合 → 調査報告書
不動産の状態や売却理由によって変わるため、査定時に専門家へ確認するのが安心です。
まとめ:書類が揃っているだけで売却のスピードと安心感が変わる
必要書類は、**「揃っているとスムーズ」「揃っていないと契約が遅れる」**という非常に重要な存在です。
特に、
✔ 権利証
✔ 固定資産税納税通知書
✔ 建物資料
✔ マンションの管理資料
などは、事前に整理しておくことで不安なく売却が進みます。
もし紛失していても対処方法はありますので、ご相談いただければ適切な方法をご案内できます。
【本ブログ監修者】
★柴田祐介(しばた ゆうすけ)

1981年生まれ。群馬県出身。大学卒業後、異業種を経て、その後不動産会社で八王子・町田・川崎にて16年間勤務。(在職期間中の2年間で、建築・デザイン専門学校にて認定単位取得後卒業)
【保有資格】宅地建物取引士、二級建築士、2級FP技能士、秘書検定2級、既存住宅状況調査技術者。
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